スキマスイッチ『奏』歌詞の意味・考察と解釈

 

スキマスイッチさんの『奏』、とっても良い曲ですよね!
スキマスイッチといえばこの曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
メロディだけではなく、歌詞も心にしみる名曲『奏』を、私、砂糖塩見が簡潔に意味考察をしてみようと思います!!
あくまで自己解釈ですが、読んでいただくことで、歌詞をより楽しみながら曲を聴いていただけるかもしれません!

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 タイトル『奏』の意味

演奏など「奏でる」という意味を持つ漢字一文字。

別れの時を経て新しい道を踏み出すそれぞれの道筋が、まるでハーモニーのように奏でられる、そんな意味があると感じています。

ちなみに、ボーカルの大橋さんが子供に付けたい名前をタイトルにしたなんていう裏話もあるようです!

『奏』のテーマ

曲のテーマについて、スキマスイッチのお二人がインタビュー(<1>もう「奏」は歌いたくないと思った – スキマ・ノート – 朝日新聞デジタル&w)でこのように話しています。

常田 その後、ふたりでいろいろと話し合ったよね。バラードで、曲のテーマは“出会いと別れ”にしよう、と。
大橋 リリースするのが3月で別れの季節だから、“別れ”にフォーカスした内容がいいんじゃないかって。一組の男女が離れ離れになってしまうような。女性を置いて男性が遠くに行ってしまうというシチュエーションはよくあるから、離れていくのは女性にしたほうが面白いんじゃないかって

シングルのリリース時期に合わせてテーマを「別れ」に設定されたみたいです。

3月は卒業式や、年度の終わりで新しい一歩を踏み出そうとする方も多いと思います。

前向きな一歩だけど、前に進む人も、それを見送る人も寂しさや応援したい気持ち、いろいろな感情が混ざる「別れの瞬間」がこの曲のテーマです。

 登場人物

この曲には「僕」と「君」が登場します。

上記のインタビューから推測すると、「君」は女性のようです。

恋愛関係にある一組の男女が登場人物です。

「僕」は歌手やミュージシャンにも思えますね。

しかし、一貫して「僕」の視線からつづられる歌詞に、聴く人によっては親子や親友などいろいろな関係性に当てはめて考えられます。

一つ根幹にテーマを持っているからこそ、聴く人が自分をあてはめられたり、聴く人によって登場人物が変化する、それが『奏』の魅力なのかもしれません。


具体的考察

やってきた別れの時、見送る「僕」

改札の前 つなぐ手と手

いつものざわめき 新しい風

いつもの駅で、手をつないで歩く「僕」と「君」。

いつも通りのはずだけど、いつもとは違う。

ついに「君」との別れの時がやってきたけれど、「君」にとっては新しい一歩。

日常とは別の空気を感じます。

明るく見送るはずだったのに

うまく笑えずに君を見ていた

君が大人になってくその季節が

悲しい歌で溢れないように

最後に何か君に伝えたくて

「さよなら」に代わる言葉を僕は探してた

新しい一歩を「君」が踏み出すところを本当は前向きに見送りたいけど、離れたくない。

「僕」の気持ちは葛藤しています。

せめて、この別れは「さよなら」になるような悲しいものではない、そう伝えたいという思いで見送りたい。

「僕」もまた、新しい一歩を踏み出そうとし始めるのです。

積み重ねた時間は遠く離れても

君の手を引くその役目が

僕の使命だなんてそう思ってた

だけど今わかったんだ 僕らならもう

重ねた日々がほら導いてくれる

君が大人になってくその時間が

降り積もる間に僕も変わってく

たとえばそこにこんな歌があれば

ふたりはいつもどんな時もつながっていける

今まではどちらかというと「僕」が引っ張っていて、これからもそうだと思っていた。

だけど「君」は一人で前に進んでいくことができると「僕」が気付きます。

お互い新しい道で成長し、変わっていくけれど、今まで重ねてきた時間は遠く離れた二人を引き離しはしない。

二人は今までの日々の中で積み重ねてきた絆を再確認します。

迫る別れ、そして

離れていてもお互いの絆は強いことを確認する二人。

しかし、その時はやってきます。

突然ふいに鳴り響くベルの音

焦る僕 ほどける手 離れてく君

夢中で呼び止めて抱きしめたんだ

君がどこに行ったって僕の声で守るよ

覚悟していたその時ですが、「僕」はまだ言えていないことがありました。

「さよなら」に代わる言葉。「君」への最後の言葉。

次第に「君」の手は離れ、刻々と時が迫ります。

必死で呼び止め、ようやく言葉にします。

離れしまっても、どこへ行っても、遠くで守るよ。

だから、君は君の新しい道を前向きに進んでほしい。

別れを受け入れ、お互いに新しい道を進みはじめる。

「僕」もようやく、一歩を踏み出したのです。

「君」のいない世界でも

別れを受け入れた「僕」、今までの想いが洪水のようにあふれ出します。

君が僕の前に現れた日から

何もかもが違く見えたんだ

朝も光も涙も歌う声も

君が輝きをくれたんだ

抑えきれない思いをこの声に乗せて

遠く君の街へ届けよう

大切な人、好きな人、かけがえのない存在と出会ったとき、人はそれまでの人生や価値観が大きく変わります。

なんの変哲もない日常を彩ってくれた大切な存在のためにできることは、遠くからでも想いを届けること。

そして、その想いがあれば、遠く離れてもつながっていられるのです

まとめ

『奏』の考察、いかがでしたでしょうか?

別れは寂しいものだけれど、今まで重ねた時間は無駄にはならないし、離れても想いがあれば絆は途切れない、そんなメッセージを感じました。

すでにストーリーが確立されている歌詞ですが、誰もが直面する別れの時を、誰もが共感できる繊細な歌詞で描かれていて、本当に素敵な曲ですよね。

元々好きな曲でしたが、考察することでよりこの楽曲が好きになりました!

この考察が、皆さんがより『奏』を楽しめる一助となっていれば幸いです。



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