小田和正『会いに行く』歌詞の意味・考察と解釈

小田和正さんの『会いに行く』とてもゃいい曲ですよね!

しかしみなさん、歌詞の意味を意識したことはありますか?
そこで、私、佐藤塩見が簡潔に『会いに行く』の考察をしてみようと思います!
あくまで自己解釈ですが、読んでいただければ、一段と良い曲に聴こえますよ?

タイトル『会いに行く』の意味

まず、この『会いに行く』の考察に入る前に基本情報!

この楽曲をもう聴きなじんでいらっしゃる方も多いことでしょう、
2018年のめざましテレビのテーマソングなのです!

なので、めざましテレビが小田和正さんに依頼して、製作されたため、
めざましテレビの想いも強く影響している楽曲なのです。

このタイトルについては、小田和正さん自身が
番組に向けたコメントの中で話しています。

その番組の映像がこちら

めざましテレビ25th 新テーマ曲 小田和正「会いに行く」 – YouTube

抜粋すると、

「様々な企画で全国の視聴者と繋がるんだという番組制作者たちの想いとツアーで全国の待っている人たちのところへ行くんだという僕の想いを重ねて『会いに行く』という曲を書きました」

めざましテレビは今年25周年ということで、
キャスター達が全国を回るという企画を用意しています。

一方小田和正さんも、ついこの前5月4日から全国ツアーを開始。

この両者にとっても、「会いに行く」という言葉がマッチしたのですね。


『会いに行く』のテーマ

この曲のテーマとしては、

「ひとそれぞれ悩みも哀しみもあるけど、だからこそ、会って、
  哀しいことは分けて減らそう、幸せは分けて増やそう」

こんな人間らしい、優しさに満ちた楽曲です。

小田和正『会いに行く』歌詞の意味

それでは、考察に入りましょう!

今、会いたい人は? 想いを馳せながら踏み出す導入

会いに行く どこにでも その笑顔に会うために

その声を聞くために 想いを伝えるために

サビからの導入で、入りから心にすっと染み込んできます….

その笑顔に会うために、その声を聞くために、想いを伝えるために

「ために」を繰り返すことで、強い意思を感じます
それに加えて「どこにでも」ときます笑

歌い手が強い意思を表明するとともに、
その小田和正さんの優しい歌声からか、
「一緒に行こうじゃないか」とも言われている気がします

今、あなたが会いたい人を思い浮べよう。
会いたいなら、外に出て、どこへだって会いに行こう。

そんな強いメッセージを、サビを導入に持ってくることで、
早速曲が心に染み渡ってきます

いいことあるさ、だから歩こう

朝になれば きっと元気になるから

出かけていこう あの雲へつづく道

一見以外なAメロの入りかもしれません

朝になればきっと元気になる 

元気じゃないこと前提の導入なのです!
でも、それが人間らしさを滲ませてくれているような気がします。

悲しいことも、辛いこともある。それは避けられないことかもしれない。
でも、それも「朝になればきっと元気になる」

こういう辛さも悲しさも理解しようとしてくれた上で、
寄り添ってくれているのですね。

そしたら、「出かけていこう、あの雲へつづく道」

前を向いて、歩き出せそうです!

風に光が 揺れている こんな日は

きっとどこかに いいことが待っている

先ほどは「朝になれば」とありました。
その上で、「朝」の情景描写をしています

風に光が揺れている  なかなかひねった表現です
イメージとしては、朝起きて、窓をひらいたら
薄いカーテンがそよ風になびかれながら、朝日を受けている

という感じでしょうか

爽やかな朝を描き、
「きっとどこかに いいことが待ってる」とまたかなり前向きの表現で
「朝になれば きっと元気になるから」をもっと裏付けるように、
歩き出す元気を与えてくれます!

会いに行く どこにでも その笑顔に会うために

その声を聞くために 想いを伝えるために

ここでサビが先ほどと同じ歌詞で帰ってきます

もう、優しく寄り添ってくれて、朝日を浴びて元気になったら、
歩き出せそうですよね!

そしてこの曲のタイトルでもある「会いに行く」

先ほどのAメロの入りで、歌詞が辛さも悲しさも理解しようとしてくれた上で
やさしく寄り添ってくれました

今度は会いたい人と会うことで、その優しさや元気を繋いでいこう

そんな意思があるような気がします

哀しみの中、支えてくれる人

雨の音は やさしい気持になる

懐かしい人に 会いに行く

雨はいつか 街から遠離れて

たそがれが 遠くの空 染めてゆく

次の描写は雨です。雨というと、少し哀しげな心情描写で捉えられると思います。
このメロディーから考えても、おそらく雨そのものは「哀しみ」を表現していると思います。

哀しい時、誰を思い浮かべるか。
哀しい時に寄り添ってくれる、懐かしい友人などを思い出すこともあるでしょう。
会ったらその時間だけでも過去に戻れる、そんな仲間に想いを馳せることができそうです。

そんな仲間との時間を過ごせば、哀しみを忘れることができる。
そういう心情変化を

雨がやんで、たそがれのオレンジ色の鮮やかな空に重ねたのだと思います。

また、「雨の音は やさしい気持になる」ですが
哀しい体験は、同じような境遇になった人に寄り添える優しさになる。

あなたも誰かに寄り添えるということを、伝えてくれているのかもしれません。

会いに行く どこにでも その笑顔に会うために

その声を聞くために 想いを伝えるために

で、サビです。今までと同じ歌詞

でも今度は前のAメロから、どちらかというと、
哀しみや弱さを差し出せる大切な人をイメージしています。

人それぞれの感情を抱いて、悩みながらも生きる人だから

今 すれ違うひと 心惹かれるひと

同じ想いを生きる 愛すべきひとたち

すれ違う、心惹かれる….ひとはそれぞれ違う感情を抱きながら、
そして他者にも色々な想いをめぐらしながら、
悩みながら生きます

そういう理屈じゃどうにもならないところに、人間らしさがあって、
それはひとそれぞれでもあり、その人間らしさは普遍的でもある

そんな「らしさ」を、愛すべきひと、としています

会おう、伝えよう、小さな幸せを分けて増やそう、哀しみを分けて減らそう

聞かせて うれしいこと とても大切なこと

そして何より いちばん 幸せなこと

ここから3フレーズ連続でサビメロです

ここまで、かなり哀しみや悩みという要素も含まれていることを示しました。

そうやって人は哀しみ、悩みというものを抱えるもの

だからこそ、会いたいひとに会って、
うれしいこと、大切なこと、何より幸せなこと、そんなプラスの感情

小さな幸せを、皆で分かち合って増やして行けたらなぁ

そんな想いが見えます

まっすぐな言葉が きっと心に届いて

信じようとするひとの 力になる

大切な人に純真で無垢な想いを伝えよう
そういう言葉が、信じ合う心を育てていく

「嘘も方便」というけれど、
今会いたい人に会ったとして、そのとき口にする言葉は、
きっとそういうまっすぐな言葉であるだろう

会いに行く どこにでも その笑顔に会うために

その声を聞くために 想いを伝えるために

だから、今会いたいと想ったら会いに行こう、そして話そう
そういう純真で無垢な言葉は
哀しみは分けて減らして、幸せは分けて増やせる

そしたら、きっと笑顔になれるよ

そんな想いを3度繰り返されるサビメロで、強く、強く刻み込んでいます


まとめ

想像以上に悩みや哀しみにもスポットを当てていて
ものすごく人間らしさというものが、滲み出ていて、
そこに寄り添う小田和正さんの楽曲の優しさが溢れている
この『会いに行く』なんだと強く思いました。

今、どこでも繋がれる世の中。
効率化、便利さ、より速く、加速する時代の流れ。

それでも、いやむしろ余計に、その時代に追われるように、
せわしなくなり、焦り、悩む人々。

そんな今だから、「会う」ことがどれほど素敵なことか、
思い出させてくれたような気がします。



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