砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

『メランコリック』歌詞の意味・解釈と考察

フォロワー7000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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Junkyさんの『メランコリック』とてもいい曲ですよね!
しかし歌詞の意味まで読み解いてる人は少ないと思います。
そこで今回も私、砂糖塩味が『メランコリック』の歌詞の意味を解釈してみたいと思います!

Junky『メランコリック』の意味


メランコリックとは物思いに沈むさま、憂鬱であるさまという意味。
「メランコリックな感情」などと使われます。

主人公の憂鬱な心境を表しています。

 

Junky『メランコリック』のテーマ


『メランコリック』が描くもの。
それは「ツンデレ少女の片想い」です!

 

片思いすると、好きという気持ちだけでなく、いろんな感情が湧いてきますよね。
その中には気持ちを伝えられずモヤモヤした感情もあります

 

『メランコリック』は片思いのネガティブな部分が、ポップな音色とともに表現されています。

明確な結末は描かれず、少女の恋する内面にスポットを当てた曲です。

 


Junky『メランコリック』歌詞の意味

好きという感情に戸惑う

全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
ココロ奪われるなんてこと
あるはずないでしょ

『メランコリック』のサビにあたるこの部分。

主人公はクラスメイトの性格など、まだ掴めていません。
全然知らないうちに心を奪われるなんて、そんなことありえない。

 

友達くらいの関係なのに好きになってしまい、戸惑う。
主人公の心境であり、ツンデレの”ツン”の部分です。

 

それは無愛想な笑顔だったり
それは日曜日の日暮れだったり
それはテスト∞(ばっか)の期間だったり
それはきみとゆう名のメランコリンニスト。


メランコリンニストとは造語です。

”憂鬱にさせる人、物思いにふけさせる人”

といった意味でしょうか。

 

「ありえない」と自分に言い聞かせつつも、気がつけば片思い相手の顔を追っている。

それは学校だったり、日曜日の日暮れにたまたまみかけた時だったり、テスト期間だったり。

 

クラスメイトを想うたび、片思いの憂鬱を覚え、物思いに沈みます。
自分をこんな気持ちにさせる君は、”メランコリンニスト”と呼ぶべきじゃない?

 

勇気を出せなくて塞ぎ込んでる

手当たり次第強気でぶつかっても
なんにも手には残らないって思い込んでる
ちょっとぐらいの勇気にだって
ちっちゃくなって塞ぎこんでる
わたしだから


主人公は告白する勇気が出せません。

強気で思いを打ち明けても、この恋は実らない。
そう思い込んでいます。

 

ほんの少しの勇気を出せばいいだけなのに、「やっぱり無理!」と物怖じしてしまいます。

 

 主人公のツンツンした対応をする理由

全然気づかないきみなんて
全然知らない × 知らないもん
「ねぇねぇ」じゃないわ この笑顔
また眠れないでしょ>(-_-#)
⇒私のこんな気持ち気づいてくれないきみなんて

主人公は根っからのツンデレではなく、自分自身へのイライラから来ているものです。


いっそ自分の気持ちに気付いて、向こうから告白してくれればいいのに。
そう思うものの、クラスメイトはいつも通り友達みたいな会話だけ。

今日だって「ねぇねぇ」なんて笑顔で話しかけてきて。
また思い出して眠れなくなってしまう。

勇気が出せない自分に苛立ち、そのイライラがクラスメイトへの対応に出てしまう。

結果ツンデレになっています。

 

きっと『メランコリック』の主人公は初恋です。

好きだという気持ちは自覚あるのに、告白する勇気が出せず、どうすればよいのかも分からない。
結果ツンデレな対応になってしまう。

思春期の言葉に表せない恋心を描いているといえます。

 

 

押し寄せる後悔と、自虐思考

明日も おんなじ わたしが いるのかな
無愛想で無口なままの
カワいくないヤツ


ひとこと「好き」っていえばいいだけなのに、今日も言えなかった。
意識してしまい、つい無口で無愛想になってしまった。
きっと可愛くないヤツって思われたんだろうな。


家について押し寄せる後悔と、自虐思考におぼれています。

 

恋が始まったきっかけ

あの夢にきみが出てきたときから
素直じゃないの。 だって


主人公の恋は、クラスメイトが夢に出てきた夜から始まりました。

 

恋はなんとも些細な事がきっかけになるもの。
今まで普通の友達だったのに、夢に出てきてから急に意識してしまう……そんな経験のある人も多いのでは?

 

心を奪おうとしているのは?

全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
こころ奪おうとしてたのは
わたしのほうだもん×××

 

『メランコリック』はツンデレ曲とはすでに書きましたが、その全てをあらわすのがこの部分。

ここを分かりやすく改変すると……

 

勘違いしないでよね。
君に心を奪われたんじゃない。

私の方が奪おうとしているんだから。


となります。
これぞツンデレ・オブ・ツンデレ!
THE・ツンデレ!

定番ながら王道のセリフです。

 

恋の結末は謎のまま

そういう時期なの
おぼれたいのいとしのメランコリー


『メランコリック』の恋は、ゴールが描かれません。

 

主人公は好きだと伝えられず、毎日過ごし、夜には後悔で気が沈む。まるでメランコリックな気持ちに恋してるよう。

そんな主人公の内面にフォーカスした曲です。

 


果たして少女は告白したのか。その恋は実ったのか、それとも儚く散ったのか。

聴き手である私たちの想像に委ねられます。

 

恋の結末を少女は語らず、今夜も
この恋と、君への愛に溺れたい
という想いを抱いて眠りにつくのです。


まとめ


今回の考察を書いていて、自分の片思い体験を思い出しました。

今思うと甘酸っぱいような恥ずかしいような、複雑な気分に。

 

想いを伝えずに過ごした期間も悪くなかったな~……などと考えていたら、キーボードを打つ手が止まってしまっていました。

きっとこういう状態をメランコリックというんでしょうね(笑)