小田和正『この道を』歌詞の意味・考察と解釈

小田和正さんの『この道を』とてもいい曲ですよね!

しかしみなさん、歌詞の意味を意識したことはありますか?

そこで、私、佐藤塩見が簡潔に『この道を』の考察をしてみようと思います!

あくまで自己解釈ですが、読んでいただければ、一段と良い曲に聴こえますよ?

『この道を』のテーマ

ほとんどそのまんまですが….

自らの道を、何が待ち受けていようと、信じて進むしかない。

強い決意の「この道を」です


さて、ここで基本情報ですが、この『この道を』は TBS 日曜劇場「ブラックペアン」の主題歌です!

プロデューサーの伊與田さんが小田和正さんに依頼して、作られた曲です。

そのため、まとめにも書きますが、やはりどこかこのドラマと少し重なる部分があります。

テーマは、

自分の信じる道、これを進むには、あらゆる困難、他者との衝突、自分の中の葛藤が待ち受けているに違いない。

それでも、もう、それも全部受け入れてやる。
自分の道を進んでやる、貫いてやる。

そんな静かで、でもとてつもなく強い、決意の歌です。

小田和正『この道を』歌詞の意味

それでは歌詞考察に入ります!

迷いも抱きしめて生きる決意

それでも けんめいに

生きて行く そう決めた

繰り返す 迷いも

争いも 悲しみも

冒頭から、強い決意が現れています。

「それでも」という部分は、前に後半部分、

繰り返す 迷いも 争いも 悲しみも

にかかるのでしょう。

自分の信じる道を行けば、
迷うことも必ずある。

信じる心が強い分、
誰かと衝突することもある。

挫折することもあるかもしれない、
悲しいことだってきっとある。

それでも全て抱きしめて自分の道を進んで行こうという
静かな、でも強烈な決意の現れです

いっそ、時間が解決してくれるさ

すべてを 時に任せて

選んだ 道を 行く

どんな困難も時間がたてば、きっと想い出になるさ

ちょっとしたそんな楽観も、くじけないための心持ち。

気持ちをフッと軽くしてくれます

不安だけど、まだ見ぬ景色を見に行きたいんだ

その道は どこへと

つながって 行くのか

未だ見ぬ その場所は

どんな風が 吹くんだろう

自分のこれから進む道、それは未だ全く先の見えないものなのでしょう
それはきっと不安なことです。

でもその先で見れる景色というのは一体どんなものか、
そんな期待も混じる、複雑な心境。

あえて、どんな「」としたのは

そこに恒常的に存在する「景色」より
向かい風、追い風、そよ風、暴風、
その置かれた状況を表すのに、そういった常に変化していく「風」と表現した方が
人生を描けるという狙いが感じられます

自分を強く信じるには、衝突も葛藤もある

誇りと 正義のために

戦う 自分がいるはず

誇りと正義

なかなか大げさにも感じられる言葉ですが、それだけ強い自分の意志がそこにあるわけです

それだけ自分の信じるものがあれば、
おそらく周りの人と衝突することもある。
そして、戦うのは他者とだけではない。
自分とも、本当にこれで大丈夫か、そんな葛藤と戦うこともあるのです。

他者との衝突、自分の中の葛藤

その2つの「戦い」を示しています

顔をあげれば、少なくとも明日は見えている

晴れわたる 広い空に

明日が 確かに 見える

この曲の中で一番ポジティブな部分でしょう

「晴れわたる広い空」に目を向けます。
目線を上にあげているわけです。

遠く先はまるで見えないけれど、明日は見えるじゃないか。
そうやって自分の道を一歩ずつでもしっかり歩いて行けばいいのだという、
不安を払拭してくれる、この曲の中でも最もポジティブな部分です

自分を信じろ、なにがあろうとも

どんなに 険しくても

この道を 信じていく

守るべきもの それは ただひとつ

それを 知った

前半部、この曲で続いてきた強い決意を再び繰り返します。

どんな困難が待ち受けていようが、もう自分の決めた道を進んで行くんだという

強烈な決意を。

ラスト、「守るべきもの」
それはタイトルでもある、自分の「道」
別の言葉で言えば、芯、正義、とも言えるでしょう


まとめ

ここまで意味を考察してきましたが、
やはりどこか「ブラックペアン」と重なるものがありますよね

医療ものということで、命という非常に重いものが必ず話の根底にあります。
バラードの静けさはその「重さ」にはぴったりです

そして、二宮和也が演じる主人公 渡海の普段の冷徹さも、その静かさに見事に合いますし、
その一方で、患者や命に対して、ものすごく真摯に向き合う姿は、まさしく
「自分の道」なのかもしれません

主人公だけではありません、各登場人物、それぞれにやはり強い「正義」というものがあります。
竹内涼真演じる世良をはじめ、若き研修医や看護師たちの、「不安」もあります。

不安や葛藤を抱えながら、自分を信じる、信じなければならない。

そんな静かで、強いメッセージがこのドラマとも相まって、込められているように思います。



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