砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

WANIMA『Drive』の歌詞の意味と考察

フォロワー5000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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WANIMAさんの『Drive』とてもいい曲ですよね!

この曲は、6月1日に公開予定の映画『OVER DRIVE』のために書き下ろされた曲です。

この映画は、兄妹仲が良くないあるレーシングドライバーが成長していくストーリーのようですが、この曲も苦しい境遇の中で、成果を出そうと必死に頑張って夢や幸せを掴んでいく様子を力強く歌っています。

 

タイトル『Drive』の意味

この曲は、レーシングドライバーを主人公にした映画の主題歌です。

『ドライブ』、彼にとっては仕事であり、挑戦であり、苦労でもある。

このような意味が込められています。

『Drive』のテーマ

一心不乱に物事に取り組むことの素晴らしさ、夢に立ちはだかるスランプ、そしてスランプを乗り越えた先にある栄光

これがこの曲のテーマであると同時に、映画『OVER DRIVE』のテーマであるのでしょう。

『Drive』の登場人物

登場人物は一人、映画の主人公であるレーシングドライバー自身です。

 

WANIMA『Drive』の歌詞の意味

今までの不甲斐ない自分を越えるために

光る星を繋ぎ合わせ 夜を超え朝が来るまで
過ぎ去る昨日までを許して 今日は何処へ行こうか

情けない思いを燃やして
HEY 見えるように掲げて
HEY 踏み込んで曲がったコーナー
HEY 痛み 不安 恥 吹っ飛ばして
さらけ出して 轟かせて 驚かして
HEY 擦り減らしゴールまで
HEY ぬかるんだ ここが正念場
HEY 不可能を可能に変えて

見通しのいい、星空のよく見える日、今までの自分を越えるために、一人ドライブに出かけます。

コーナー、ぬかるみとかなり癖のある道を進みます。

けれども、ぬかるみやカーブといった難所をうまくこなすことで、より良い結果を出して、夢に近づくことができます。

ドライバーとしての闘志がみなぎります。

ここでは、これから大きな目標や課題に困難にも負けず、乗り越えていこうという強い意気込みや、辛さや恥ずかしさ、不安などを厭わない強い心、そして今までの自分を超えてみせるなどといった強い向上心が伺えます。

スランプにあって諦めかける

誰も何も信じられなかった
殻にこもりスカしていた 後にも戻れなくて
絵に描いたような未来は真っ黒 真っ逆さま
何も手に入れてない 諦めた方が楽で…
今に見てろよってもう言い飽きた

周りとうまくやれずに苦しんでいたり、努力が空回りしてしまっていて、未来に全く希望が持てない。

そのような時は、いくらレーシングドライバーといっても車に乗ることはできないでしょう。

何も成果が出せていない。

諦めてレーシングドライバーを引退しまった方がいい、そんな思いが心をよぎります。

自分の使命を思い出す

くだらない毎日がただ通り過ぎて
宛のない思い 溜まって捨てた
苦しくて 悔しくて でも最後はきっと…
確かめてみたくて

 けれども、ドライバーでいることを諦めたくない。

自分がドライバーでなくなってしまったら、自分は一体何者なんだろう。

一人、自問自答を繰り返します。

辛さや苦しみ、悔しさを乗り切った先にいつしか待ち受ける栄光を目指してみたい。

精一杯努力してできるだけ高い結果を残してみせたい。

辛い時でも向上心を持ち続けていました。

かつての栄光を思い出す

駆け抜けて
追い続けた後ろ姿 目を逸らさず
はぐれないように手を伸ばした
遠く遠くよみがえる懐かしい声
あの日の笑ってる横顔
嘘も本当も溢れ出して掻き混ぜ

ふと、昔のことを思い出します。

昔は、目標に向かって脇を見ることなくがむしゃらに頑張っていた。

昔、レースで結果を出した時に応援してくれた人たちの歓声や笑顔、そういった輝かしい思いが彼の心の中を満たしていました。

より大きな成長へ

逃げ込んだ暗闇に弾かれ
戻らない日々をまた受け入れた
優しく強く 鮮やかに彩る 面影残して
ただ真っ直ぐ 陽はまたのぼり 胸を焦がした

栄光の過去と、スランプに苦しむ今。

過去の栄光や、後悔に囚われることなく今の現実を受け入れます。

レーサーとして夢を叶えたいという熱い想いはスランプを乗り越えた時、今までよりも自分を成長させてくれるでしょう。

過去に囚われる思い

あの頃がただ眩し過ぎて
やり場のない思い 黙っていれば…
あたりまえの幸せなんて 最初からずっと…
噛み締めてみたくて

レーサーとして、また、絶対に結果を出してみせるという熱い志があると同時に、もし頑張ってもうまくいかないかもしれないという不安が彼の心を不安にさせます。

ここ最近のスランプから目を背けて、昔、レースで簡単に結果を出してきた。

そんな栄光に浸っていたい。

そんな心の弱さも抱えています。

駆け抜けて
追い続けた後ろ姿
目を逸らさず はぐれないように
手を伸ばした
遠く遠くよみがえる懐かしい声
今でも 数え切れない程
嘘も本当も溢れ出して掻き混ぜ

レーサーとして結果を出していたあの頃、必死に食らいついて頑張っていた。

そして、たくさんの賞賛を浴びた。

そんなことを思い出します。

本当に、過去がそんなに素晴らしいものだったかどうかは、わかりませんが、たくさんの思い出が頭の中を満たします。

また、必死に駆け抜ければいつかは…

逃げ込んだ暗闇に弾かれ
戻らない日々をまた受け入れた
優しく強く 鮮やかに彩る 明日を信じて
ただ真っ直ぐ 息を切らし踏み出せば…

けれども、輝いていたあの頃はもう戻ってはこない

しかし、今を受け入れて、正しい心で日々を全力でひたむきに過ごせばまた輝くことができる、成功することができる。

いつでもどこでも誰でもまた夢に向かって必死で頑張ることができる。

希望を持つようになります。

いつだって どこにいたって
だれだって なにをしたって
その時はやってくるから…
優しく強く 鮮やかに彩る 面影残して
ただ真っ直ぐ だからもうすぐ…
陽はまたのぼり 胸を焦がした

スランプに陥っても、いつかは、どこかは、誰でも、脱出することができるのです。

かつて以上にうまくいく。

一番辛い時が過ぎればまた力を十分に発揮できる時が来るのです。

孤独な挑戦だとしても

光る星を繋ぎ合わせ 夜を超え朝が来るまで
過ぎ去る昨日までを許して 今日は何処へ行こうか

足並みを揃え 眠らずに夢を見てる
人混みを掻き分け 思い描いて 朝から晩まで
誰もが口を揃え 無理だと言い聴かす
振り向かず駆け出せ 思い描いて 掴む幸せ

再び、星が綺麗な夜、今までの不甲斐ない自分を越えるためにドライブに向かいます。

見通しは立っているけれども、ただ一人、孤独なドライブです。

他の人が自分の邪魔をしても、無理だと言ってきても、耳を貸さず突き進む。

希望を取り戻し、あとはがむしゃらに突き進むのみです。

苦難の先に

HEY 見えるように掲げて
HEY 踏み込んで曲がったコーナー
HEY 痛み 不安 恥 吹っ飛ばして
さらけ出して 轟かせて 驚かして
HEY 擦り減らしゴールまで
HEY ぬかるんだ ここが正念場
HEY 不可能を可能に変えて
雨あがり ほら 虹が架かっていた

夢中で夢に向かって突き進んでも、辛いことや不安、困難などはいくらでもあります。

それでも強い意志で、苦しい時こそが正念場だと、不可能を可能に変えるチャンスだと一心不乱に突き進みます。

困難を超えた先には、”虹”という名の輝かしい未来が待っているかもしれません。

まとめ

夢や希望に向かって頑張っている時、楽しいこともありますが、途中で大きなスランプにはまってしまい抜け出せなかったり、力を出せない時もある。

そのような時でも、いや、だからこそ正念場と思って、一層努力していく、そんなメッセージがこの歌詞には込められています。

作詞者の強い意志が感じられます。

強い意志を持って、ピンチに臨む態度はぜひ見習いたいものがありますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。