佐糖塩見の「ボカロ考察・解釈記」

楽曲の考察をつらつら書くのです。

『ハイタ』 歌詞の意味・解釈と考察

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この曲は何と言っても、中毒性の高いテンポとリズム!

あっという間に終わってうしまいます。

しかし、多くの人がどう解釈すればいいの?と悩んでいることでしょう

そこで、私、  

佐糖塩見 が動画と歌詞を参考に   

自己解釈的考察を解説してみようかと思います!

 

 

 
 

『ハイタ』の意味 

排他✖️ハイタッチ

この二つの意味を掛け合わせています。

 

排他とは、、、

他人を排斥すること。仲間以外の者を退けること 

 

また、ハイタッチとは

喜びを表すために、頭上で手を打ち合わせること。

 

これらの意味を念頭に入れて見て行きましょう。

 

この曲のコンセプト

社会の排他的システムに対する訴え

 

主人公である女の子が社会から排他され続ける。

これがこの物語の流れです。

 

流れを掴むため、歌詞と動画を参考に考察して行きましょう。

 

つっこんだ考察

ジャンケンポンでチーム分け
グッチッパーで分かれましょって
かくれんぼはいつだって
鬼ばかりやらされるの
新学期の憂鬱が
教室で頭を出した
学級委員 断っても
「多数決は絶対なの」

AメロB メロ部分では、「かくれんぼ」「学級委員決め」という例を出し、

社会の排他的システムについて触れています

 

「かくれんぼ」は、鬼は1人で、その他大勢は仲間という形が最もポピュラーです

つまり、女の子は鬼という正当なルールに基づき排他されるわけです

 

「学級委員決め」では、あるあるかもしれませんが、挙手がない場合ほとんどが「多数決」で決められますよね??

これまた、女の子は「多数決」という正当なルールに基づき排他されるわけです
 
 
つまり、

この社会は排他的システムが正当化されている

そう言いたのではないでしょうか??

 

グッバイ 排他った 渦の中へ
笑って 泣いて 怒って 凪いで
グッバイ ハイタッタッチ 空を切って
音も鳴らず離れていく
グッバイ 排他った やってらんね
何者だって もう触れないで
グッバイ ハイタッタッチ 一人ぼっちで
手と手を合わせて いただきます
「笑って泣いて怒って凪いで」

排他によって移り変わる女の子の感情

 
「空を切って」

つまり、ハイタッチする相手なんかいない。ということですね

排他と上手くかけています!

 

「もう触れないで」

排他とは他人がいるからこそ存在するものです

つまり、排他を恐れ他人と距離をとります

 

「いただきます」

ハイタッチをする相手もなく、手持ち無沙汰になった両手を合わせて頂きますと自分を慰めようとしているのではないでしょうか?

 

 

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「キミのことずっと前から
気になって目で追っていた」
顔無しのクラスメイト
「誰だっけ」で始まる恋

他人と距離をとる宣言しましたが

ロボット(クラスメイト)に声をかけます。

 

その理由は、「顔無し」だったから。

「顔無し」とはクラス内に立ち位置を持っていないor認められていない。

ということでしょう。

 

つまり、ロボットもクラスから排他されていたのです

 

「恋」

女の子は常に周囲から排他されてきた

ロボットも女の子同様、クラスから排他された立場

ロボットは唯一自分を排他しない存在

恋に発展

 

「ギターなんて持ってるんだ。
世界とか変えたかったり?」
「僕が変えたいのはきっと
キミの目の向く先なんだ」

他愛のないやり取りかと思ったら、、、

 

「キミ(女の子)の目の向く先」を変えたい

 

これはロボットの優しい言葉に聞こえますが、

実はひどくムゴイ言葉なんです

 

だんだん君が嘘を吐く
どんどん君が嘘を吐く
だんだん目が合わなくなる
どんどん目が合わなくなる

「キミ(女の子)の目の向く先」を変えたい

なんて言って、女の子を裏切り、突き放します

 

ロボットが女の子を排他するんです

 

このことから、「キミ(女の子)の目の向く先」を変えたいの真意がわかります

<女の子の目の向く先>

女の子は排他されながらも居場所を求める

世の中に居場所なんてない。世の中は排他的だ

 

この事実をロボットは女の子に伝えたかったのでしょう

 

そしてとった行動は、

親しくなった頃合いをみて、突き放す

 

なんとも、ムゴイことを、、、

「この世に変な期待など持つな」というメッセージでもあります

 

君が私から離れていくから
それを私は止めなくちゃ
私の事が引っかかる君の
胸の塊を取っ払って

一方、突き放された女の子は、それを阻止しようとします

 
「胸の塊」
おおよそ、「ロボットの企み」のことでしょう
それを取り払って、、、??
 
どうやって、取り払うのでしょう???
 
鬼ばかりやっていたものだから
隠れたものを探すのは
随分得意になったんだ
それではあの世にハイタッチ

①自分を突き放したロボットを探し出します。

②あの世にハイタッチ

 

「あの世にハイタッチ」

 突き放されるぐらいなら殺してしまおう」と考える

※「殺す」などの過激の表現をハイタッチで表現している

 

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まさかのメンヘラ展開怖、、、

 

グッバイ 排他った 渦の中へ
笑って 泣いて 怒って 凪いで
グッバイ ハイタッタッチ
二人きりの世界に終止符を打とう
グッバイ 排他った やってやったぜ
何者だって もう触れないで
グッバイ ハイタッタッチ 一人ぼっちで
手と手を合わせて さようなら
「 一人ぼっちで手と手を合わせてさようなら」

ロボットを殺し、一人きりになった世界で女の子は自殺をします

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コンセントにドライバーを指して、自殺を試みたとこで、、、

 

 

夢オチ!!end!!

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要約 

周囲から排他され続けた女の子が居場所をもとめ、おなじく居場所をもたないロボットくんに近づき、恋をする。

しかし、ロボットはこの世は排他的システムで成り立っていることを理解していて、その女の子に絶望を見せる(仲良くなってから裏切る)ことで実感させる。

女の子はそれでも、居場所を求め、ロボットと心中。

最後は夢オチ。

 

 

最後に

どうでしょう『ハイタ』!

 

なんとも、えぐい形でこの世の真理を示したという感じの曲でした。

 

果たしてロボットの裏切りは優しさからか

それとも、単にこの社会やそれを理解しない女の子にうんざりしたからかは

定かではありませんが、この世の排他的システムは確かにうなずいてしまいました。

 

今の世の中社会的地位が低い人はすぐ排他されてしまいますからね、、、、

 

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