佐糖塩見の「ボカロ考察・解釈記」

ボカロの考察をつらつら書くのです。

『砂の惑星』 歌詞の意味・解釈と考察

みなさんこんにちは、

今回は、ハチさんの作品『砂の惑星』です!!

『砂の惑星』に関してニコニコでもSNSでもいろんな議論がとびかっていますよね?

この曲は今までのハチさんの集大成とも言える曲ですが、これまた解釈が難しい、、

私、佐糖塩見 が動画と歌詞を参考に   

自己解釈的考察を解説してみようかと思います!!

 

ハチさんの言葉

みなさんは「音楽ナタリー」という音楽全般を扱う情報サイトをご存知だろうか?

そこにはもちろんボーカロイドに関する記事も多くあり、

wowakaさん、40m、ピノキオーPなどなど

多くのボカロPが対談という形で記事に載っているんですね!

 

ここで、ハチさんが『砂の惑星』を完成させたばかりの頃の

ryoさんとの対談があります。(記事登校日は作品投稿の数週間後)

 

ご覧ください。

natalie.mu

 記事内容を要約すると、

「ニコニコ動画=砂漠」

ハチさんは、

「俺はもう知らない。未来につないでください。

この曲が起爆剤になって、砂漠を潤す新しいボカロPの登場を願う」

 

こう言っています。

 

しかし、勘違いしないでください。

決してボカロ界から離れると言っている訳ではないのです。

現に「故郷」と称しているように、ハチさんにとってニコニコは「帰る場所」として存在し続けています。

 

あくまで、今のボカロ界を救うのは僕じゃない。

そう訴えたいのです。

 

なぜ砂漠??

ハチさんは今のニコニコを砂漠と比喩しました。

それはなぜか?

 

砂漠のイメージとは

何も無い、広い、あたり一色、

と言ったとこでしょう。

 

これをニコニコに当てはめると、

 

  • ヒットする曲が少ない。
  • 投稿数が少ない。
  • 視聴する人の減少。
  • 多くの曲が埋もれるだけ
  • 似通った曲が多い。

 

こうした、現状をみて「砂漠」と形容したのでしょう、、、

 

ミクと18人の面相とケーキの関係

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これは、ハチさんが今まで手がけてきた楽曲(18作品)とハチさん自身(1人)

ということでしょう。

18人それぞれがギターケースなどを抱えていることからも明白ですね。

 

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最後に映し出せれる、ケーキのろうそくとイチゴの個数を数えてみてください。

18個ですね。

 

これ、実はとても意味深な表現だと思っています。

『砂の惑星』の最後に、ハチさんは霧の向こうに、つまり砂漠の外へ向かって去っていきます。

 

18個のろうそくとイチゴ=ハチさんの18作品

置き換えれます。

 

しかし、そこにハチさん自身の数は含まれていません、、、、

 

つまりこれは、

<自分はいなくなるが、ここに自分の18作品は残り続ける>

そんなメッセージなのではないでしょうか??

 

次に、ケーキを「有象無象の墓」と称しています

加えて、ミクさんがろうそくの火を消すという「誕生日を模した行為」をしています

このことから 

 <自分の作品を含め、過去のボカロ曲は一旦墓に埋葬し、新しい時代を築くべき>

 

こんなメッセージとも、読み取れます。

 

 

 

歌詞の意味考察

 

最初の英語ですが

「Back to the history and remenber when I was born 」

=歴史を遡り、私が生まれた時を思い出す。

 と言っています。

2017はミク生誕10周年の年です。

きっと、原点に戻ろうというハチさんの思いがあるのでしょう。

 

何もない砂場飛び交う雷鳴
しょうもない音で掠れた生命
今後千年草も生えない 砂の惑星さ

先の記事から、

「砂場」や「砂の惑星」=ニコニコ動画

「しょうもない音」=今のボカロ曲全体

 

今のままじゃ、千年経ったって砂漠だよーと

初っ端からニコニコの活気の無さを指摘!!

 

こんな具合でまだ磨り減る運命
どこへも行けなくて墜落衛星
立ち入り禁止の札で満ちた 砂の惑星さ

 「運命」とは惑星自体の運命でしょう。

 

「衛生」とは惑星の周りを回る天体のことです 。 

つまり、行くあてもないまま彷徨っていると衛生が墜落してくるぞ!!

=このまま何もしないとニコニコは滅ぶよ

 
のらりくらり歩き回り たどり着いた祈り
君が今も生きてるなら 応えてくれ僕に

「のらりくらり歩き回り」の主語は、僕の祈り です

つまり、ハチさん自身のニコニコ復旧したいという思いが届くように願う

 

「君」とはこの場合ニコニコのボカロP達や視聴者の人々でしょう

 

イェイ今日の日はサンゴーズダウン
つまり元どおりまでバイバイバイ
思いついたら歩いていけ
心残り残さないように

「サンゴーズダウン」と聞いて意味がわからない人もいると思うますが、

これは the Sun Goes Down のこと

直訳すると「太陽が落ちる」

 

「元どおり」とは、ハチさんを含めたボカロ全盛期に戻ったらという意。

 

つまり、「元どおり」になったその日にハチさんは戻って来るという宣言でしょうか?

 

そして、砂漠の中でも進むように命令します。

このまま終わらせるなと。

 

イェイ空を切るサンダーストーム
鳴動響かせてはバイバイバイ
もう少しだけ友達でいようぜ今回は

「もう少しだけけ友達でいよう」

これはバイバイしなくちゃいけないが、『砂の惑星』という作品で少しでも、ニコニコに残ろうとするハチさんの思いでしょうか?

 

そういや今日は僕らのハッピーバースデイ
思い思いの飾り付けしようぜ
甘ったるいだけのケーキ囲んで
歌を歌おうぜ

「そういや」ふと誕生日であることを思い出し、

飾りつけして、歌おうと、、、

こんな砂漠ではケーキも歌うこともできません。

 

これは今のニコニコに対する皮肉的な意味でしょう。

 

また、逆説的に

「甘ったるいだけのケーキ囲んで歌を歌う姿」=過去のボカロ界

 と捉えることができます。

有象無象の墓の前で敬礼
そうメルトショックにて生まれた生命
この井戸が枯れる前に早く
ここを出て行こうぜ

数多のボカロ曲が、埋もれ隠れてきましたが、その曲達に敬意を示します。

 

そう言った曲は「メルトショックにて生まれた生命」

ryo氏のメルトに触発され、でてきた曲達

 

しかし、そんなryoさんも既にボカロ界から身を引いています。

つまり、メルトショックの時代はもう終わった。

 

早く、次の時代へ移れ。そんな意味が伺えます。

 

 

ねえねえねえあなたと私でランデブー?

=『マトリョシカ』

エイエイオーでよーいどんと

=『放課後ストライド』?『おこちゃま戦争』?

今だパッパパッと飛び出せマイヒーロー

=『パンダヒーロー』

ぶっ飛んで行こうぜもっと

=『え?あぁ、そう。』

あのダンスホール モザイクの奥
=『ワールドエンド・ダンスホール』と『モザイクロール』
太古代のオーパーツ

=『六兆年と一夜物語』?

光線銃でバンババンバン

=『千本桜』

少年少女謳う希望論
=『チルドレンレコード』
驚天動地そんで古今未曾有の思い出は電子音

 =『お姫様は電子音で眠る』(ハチさんのニコニコ初投稿動画)

 

そして、

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最後はメルトのイラストです!!!

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この過去作が投入されまくったとこだけ、

イラストや曲調が変化しています。

 

このことから、今とは切り離された、

過去の栄えたニコニコが表現されています。

 

戸惑い憂い怒り狂い たどり着いた祈り
君の心死なずいるなら 応答せよ早急に
先ほどと同じく、「君」とはこれまでのボカロPやその視聴者。
まだ、ニコニコ内に残っているのなら、
ニコニコを栄えさせたいという僕の祈りに答えてくれ!
 
イェイきっとまだボーイズドントクライ
つまり仲直りまでバイバイバイ

ボーイズドンクライ= Boys Don't Cry(少年たちは泣いていない) 

ここでの少年たちとは、ボカロ曲を視聴する少年たちでしょう。

 

つまり、視聴者達はまだ諦めていないぞ。

 

「仲直り」とは、視聴者とボカロPが寄り添う会うこと。

→ボカロ界の振興

 

復興する方法は、

ボカロPが活発に作曲し、

視聴者が活発に再生やコメントをするしか道はない!

そんなとこでしょう。

 

思い出したら教えてくれ
あの混沌の夢みたいな歌

「混沌の夢」一時のボカロブーム

あの日々を忘れるなということでしょうか?

 

歌って踊ろうハッピーバースデイ
砂漠に林檎の木を植えよう
でんぐり返りそんじゃバイバイ
あとは誰かが勝手にどうぞ

砂漠に林檎の木を植える行為=この動画を投稿すること

 

木は植えたが、育てるのは「君」(=ボカロPや視聴者)だよ?

そんなメッセージでしょうね。

 

自分はもう手伝えない 

この意図を強調します。

 

イェイ今日の日はサンゴーズダウン
つまり元どおりまでバイバイバイ
思いついたら歩いていけ
心残り残さないように 
イェイ空を切るサンダーストーム
鳴動響かせてはバイバイバイ
もう少しだけ友達でいようぜ今回は 

サビで毎回でてくる「バイバイ」

ハチさんとニコニコとの別れを強調しているようです。

 

風が吹き曝しなお進む砂の惑星さ

そして、今後のボカロPや視聴者は

風が吹き曝していてもニコニコ動画という砂の惑星を進むしかなのだと

言ってend

 

まとめ

どうでしょうか。

 

結局のところ、この曲では、ハチさんの言いたいことを

ひたすら繰り返しているだけなんですね。

それが、

 

・今のニコニコ界を振興させるべき

・自分はここ(ニコニコ)を去る

 

この2点です。

自分は去ってしまうが故郷であるニコニコを暖め続けて欲しい。

そんなハチさんの願いの曲なのでしょう。

 

気になること

ハチさんがTwitterで呟いた

「 みんなどんどん歌ってくれよな」

 

本来ボーカロイドに歌わせるはずのカテゴリーじゃないの?

と疑問に思う声もありました。

特に最近は、ボカロカテゴリーが歌い手に歌わせるための曲ばかりに

なっているなんて声もよく聞きます。

 

私もそんな、歌ってもらわれなくては人気になれないボカロ界に寂しさを覚えていました。

しかし、ハチさんはそんな今のボカロ曲のあり方を肯定したんだと思います。

 

肯定し、これが今のボカロ界が復興する道だと考えたのでしょう。

 

 終わりに 

ニコニコ動画自体をを題材にした曲なんか初めて聞きました。

 

そこら辺のボカロPが作曲してもすぐ埋もれてしまうんでしょうが、

ハチさんがやるからこそ、この影響力ですよ

 

まぁ「すぐ埋もれてしまう」という状況こそ「砂の惑星」と言われてしまう所以なんでしょうけど、、、

 といことで、砂の惑星はなんとも 皮肉ちっくな曲という訳でした。。。

 

最後までありがとうございました!

この曲の考察しろ

ってのがありましたら、コメントお願いします//