砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

RADWIMPS 『前前前世』歌詞の意味・解釈と考察

フォロワー5000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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やっと眼を覚ましたかい それなのになぜ眼も合わせやしないんだい?
「遅いよ」と怒る君 これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ

心が身体を追い越してきたんだよ

 

君の髪や瞳だけで胸が痛いよ
同じ時を吸いこんで離したくないよ
遥か昔から知る その声に
生まれてはじめて 何を言えばいい?

 

君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ

 

君が全然全部なくなって チリヂリになったって
もう迷わない また1から探しはじめるさ
むしろ0から また宇宙をはじめてみようか

 

どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億 何光年分の物語を語りにきたんだよ

 

けどいざその姿この眼に映すと

君も知らぬ君とジャレて 戯れたいよ
君の消えぬ痛みまで愛してみたいよ
銀河何個分かの 果てに出逢えた
その手を壊さずに どう握ったならいい?

 

君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
その騒がしい声と涙をめがけ やってきたんだよ

そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう
もう迷わない 君のハートに旗を立てるよ
君は僕から諦め方を 奪い取ったの

 

私たち越えれるかな この先の未来 数えきれぬ困難を
言ったろう? 二人なら 笑って返り討ちに きっとできるさ
君以外の武器は 他にはいらないんだ

 

前前前世から僕は 君を探しはじめたよ

そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ

君が全然全部なくなって チリヂリになったって

もう迷わない また1から探しはじめるさ

何光年でも この歌を口ずさみながら

 RADWIMPSさんの『前前前世』とてもいい曲ですよね!

この曲は大ヒット映画『君の名は。』でも使われており、とても印象に残る一曲です。

この曲は映画『君の名は。』の書き下ろし楽曲として作曲されており、とても映画の雰囲気に馴染んでいます。

今回も私、砂糖塩味が『前前前世』の歌詞の意味を深く読み解いていきたいと思います!

 タイトル『前前前世』の意味

前前前世、それは前世の前世の前世といったように、自分が生まれるずっと前という意味を表しています。

『前前前世』の歌詞のテーマ

この映画のあらすじは、ある日、遠くに住む男と女が入れ替わって、彼らはお互い心惹かれていくというストーリーです。

人間の中身が入れ替わるという経験は滅多にない奇跡的な出来事です

そんな奇跡的な出会いをした二人が繰り広げる奇跡。

これがこの曲のテーマであると同時に、映画『君の名は。』のテーマにもなっています。

『前前前世』の歌詞の意味

二人の出会い

やっと眼を覚ましたかい それなのになぜ眼も合わせやしないんだい?
「遅いよ」と怒る君 これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ

心が身体を追い越してきたんだよ

ここでは、二人の出会いを目覚めに例えています。

出会えたはいいものの照れてうまく目を合わせることにできない二人。

そして、少しでも早く会うことを待ち望んでいた、二人の様子が感じ取られます。

他のことには気を留めず、ただ会いたいという二人の気持ちがよく表れています。

知っていることと知らないこと

君の髪や瞳だけで胸が痛いよ
同じ時を吸いこんで離したくないよ
遥か昔から知る その声に
生まれてはじめて 何を言えばいい?

すでに、二人は入れ替わっているため、直接会ったことはないので、お互いどのような人間かはわからないものの、どのような顔かは知っているわけです。

入れ替わった時、顔を見て一目惚れして恋い焦がれる想い、そして少しでも早く一緒になりたいという思いがある一方ですが、お互いの性格や嗜好は全くわからないわけです。

恋い焦がれると同時に”何を言えばいい?”と迷う二人の絶妙な関係を表しています。

運命に導かれる二人

君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ

唐突ですが、皆さんは体が他の人と入れ替わるなどという経験はありますか?

私はありません。これは、まさに奇跡と呼ぶべきことです。

そのような奇跡が起こることなんて、ずっと前から運命として決まっていた。

そう考えてもおかしくありません。

ですから、前前前世といったようにずっと前から結ばれる運命なんだという思いに駆られて、二人は求め合います。

お互いの笑顔を思い出しながら…

もし、二人の出会いに障害があったとしても

君が全然全部なくなって チリヂリになったって
もう迷わない また1から探しはじめるさ
むしろ0から また宇宙をはじめてみようか

もし跡形もなく、君が消えてしまっても、そのような奇跡があればいつかは会うことができる。

それどころか、君に会うために時間や空間を捻じ曲げることさえもできる。

そんな、運命によって世界を作り変えることもできるという表現。

この二人の前にある困難とそれを乗り越えていく未来が暗示されています。

二人の出会い

どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億 何光年分の物語を語りにきたんだよ

とうとう二人が出会います。

”君が眠っていた間のストーリー”は”君”が知らないで、自分が知っていることを意味します。

初めて会ったからこそ話せることはたくさんありますし、会いたい相手に会うことができて、たくさんのことを話したいと思います。

 けどいざその姿この眼に映すと

君も知らぬ君とジャレて 戯れたいよ
君の消えぬ痛みまで愛してみたいよ
銀河何個分かの 果てに出逢えた
その手を壊さずに どう握ったならいい?

けれども、実際会ってみると思った以上の感動が溢れます。

”君も知らぬ君とジャレて 戯れたい”、”君の消えぬ痛みまで愛してみたいよ”運命によって得られた出会いにただ愛しさが募ります。

けれども、”その手を壊さずに どう握ったならいい?”とあるように、奇跡的に出会えた運命の相手とどのように接したらいいのだろうかと戸惑います。

舞い上がっていながらも冷静にどのように接したらいいのかを考えるのは、がむしゃらに会おうとしていた今までとは対照的です。

これは、まさしく運命の出会い

君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
その騒がしい声と涙をめがけ やってきたんだよ

そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう
もう迷わない 君のハートに旗を立てるよ
君は僕から諦め方を 奪い取ったの

前世の遥か前から待っていた奇跡的な運命の出会い、会いたかった相手に会うことができました。

そして、相手を目の前にしてお互い自分のハートが革命前夜のように燃えたぎります。

お互いに惚れ合ってしまいました。

こんな奇跡的かつ運命的な出会い、誰にも邪魔はさせないでしょう。

お互い、強く惹かれ会います。

困難を目の前にしても

私たち越えれるかな この先の未来 数えきれぬ困難を
言ったろう? 二人なら 笑って返り討ちに きっとできるさ
君以外の武器は 他にはいらないんだ

こうして結ばれた二人達ですが、時には困難もあるでしょう。

けれども、こんな奇跡的な運命の出会いに比べると、他の出来事がとても些細なものに見えてしまいます。

こんな奇跡に出会えたのなら、もう恐れるものは何もありません。

何があっても、ずっと共にいる!

前前前世から僕は 君を探しはじめたよ

そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ

君が全然全部なくなって チリヂリになったって

もう迷わない また1から探しはじめるさ

何光年でも この歌を口ずさみながら

運命的な出会いによって結ばれた二人。お互いとても惹かれています。

しかし、いつかは死んでしまうかもしれません。

でも、悲しんだり、迷ったりすることはありません。

けれども、そのようなことがあってもまた、奇跡的な力で会うことができるのです。

この歌で歌われていたように。

最後に

運命の出会いをした二人が引き起こした奇跡。

この映画のストーリーにとてもマッチしていますね!

最後までお読みいただきありがとうございました。